新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年3月以降、対面による相談数が減った。(前年同月比56%の減少)その一方で、新しい生活様式や、ソーシャルディスタンス等のカタカナ言葉を理解できず、手話での相談ニーズが増えていることから、日本財団の「新型コロナウイルス感染症に伴う社会活動支援事業」に申請し、聴覚障害者に対するオンライン相談の実施(covid19支える)を行いました。
【目的】
新型コロナウイルスの影響を受け、継続が困難になった事業を継続、発展すること。
【目標】
情報が得られにくい聴覚障害者に対してオンラインで手話言語による相談や情報提供できる環境を整えるとともに、その利用促進を図り、聴覚障害者の孤独を解消することを目標とする。
【事業内容】
①オンライン相談の実施
②オンライン相談に関する説明会の開催
【事業報告】
1、相談事例及び内容
<期間>2020年12月6日(日)~2021年3月22日(月)
<件数>48件
<内容>コロナ感染時の相談ルートについて
精神的に不安が続く
家庭に関する相談
人間関係に関する悩み
交通事故による対応、通訳派遣依頼
オンライン相談の方法について
電話リレーサービス利用方法について
生活相談
など
2、説明会の様子
3、相談会資料
4、手話言語による説明動画